2012年11月4日日曜日

主婦と隠し事


主婦の約6割が夫に「隠し事」

主婦の約6割が夫に隠し事を持っていることが、マーケティング会社「ハー・ストーリィ」(東京都港区)の調査で分かった。(中略)「夫に隠し事がある?ない?」の質問で、58%が「ある」と回答。具体的な隠し事(複数回答)について、一番多かったのは「内緒のへそくり・貯金」(54・5%)。「お小遣いの使い道(買い物)」(29・3%)が続き、家庭内の金銭管理を秘密にしている傾向にあった。浮気については、「過去」(10・7%)と「現在」(2・5%)を合わせて13・2%となり、約10人に1人の主婦が浮気を隠していた。 【2012.11.1 08:32 産業経済新聞】

貯蓄特集などでよく言われることのひとつに「家計の透明化」がある。
夫婦がお互いに、何にお金を使っているのかを“見える化”しておけば、
ムダ使いも自然と減り、お金が貯まりやすくなるという。

共働き家庭が増えるにしたがって、
「夫婦別財布で、必要な生活費だけを出し合う」というライフスタイルが
ある種のブームのようになった時代もある。
しかし、この方法だと、なかなかお金が貯まらないというのだ。

「(私は貯蓄が苦手だけれど、向こうはきちんと貯蓄してくれているだろう」
と夫と妻、双方が思いこんだまま、何年もの月日が流れ、結局ふたをあけてみたら、
まったく貯蓄されてなかったという、笑えないオチが待っていることもしばしばあるとか。

しかし、この記事に登場する「ハー・ストーリィ」(東京都港区)の調査結果を見ると、
主婦の約6割が「内緒のへそくり・貯金」を持ち、約3割が
「お小遣いの使い道(買い物)」について夫に隠し事をしているという。

これらの数字は果たして多いのか、少ないのか……。

夫にまったく隠し事をしない妻が4割。それは、一見幸せな夫婦像にも思えるが、
「隠す気遣いすらない」という見方もできる。
「あなたの稼ぎは私のもの」という“ジャイアン妻”かもしれないし、
たしなめられようが、止められようが聞く耳を持たないという、
意思表示の現れかもしれない。さらに、可能性としてあるのは
「隠し事はしていない」という“隠し事”が存在すること。

うがった見方だろうか。でも、女が複数名集まると、けっこうな確率で、
夫あるいは彼氏には言えない内緒話で盛り上がるのだ。
ただし、そんな話をしつつも、夫や彼氏が隠し事をしているとなると、
怒りに打ち震えるのが女という生き物。
“隠し事はない”は、男性こそが覚えておくべき建前なのかも。


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