2012年11月12日月曜日

廃校とコミュニケーション


増える廃校 活用知恵絞る ネットワークで情報交換

少子化や市町村合併、地方財政の悪化を背景に全国で廃校が増え続けている。
地域の歴史や思い出が詰まった校舎を残したいという声は大きいが、
利活用の方法や維持管理費の確保が悩みの種だ。廃校問題に取り組む
財団法人・都市農山漁村交流活性化機構(東京都千代田区)は、
全国の活用事例を基に、知恵を広く共有しようと
関係者同士のネットワークづくりを進めている。
[東京新聞 2012年11月1日]

廃校になった世田谷区立池尻中学校を再生した「世田谷ものづくり学校」に
通っていたことがある。大きな黒板と、思いがけず小さな机と椅子。
社会人向けの“学校”という設定も面白かったけれど、それ以上に、
シチュエーションが懐かしく、楽しかったような記憶がある。

栃木県を旅行しているときに、偶然出くわした「もうひとつの美術館」もまた、
廃校になった小学校を再利用して開設された美術館。
「みんながアーティスト、すべてはアート」をコンセプトに、
ハンディキャップを持つ人の芸術活動をサポートしている。
http://www.mobmuseum.org

川崎市黒川青少年野外活動センターもそうだし、
つい先日訪れた木内酒造さんも、広尾のイタリアン レストラン
「ACQUA PAZZA」の日高良実シェフと組んで10月6日から
旧上岡小学校で期間限定のレストランをオープンするそう。

事例を見ていくと、活用がうまくいく背景には地元の
ネットワークはもちろん、ヨソものの意見を
うまくとりいれる土壌があることが伺える。


廃校の活用事例を見ていくと、プロジェクトをすすめる上
でのヒントが見えてきそうだ。



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