2013年2月21日木曜日

マザコン男と孝行息子を見分ける3つの方法


鳩山由紀夫元首相の母、安子さんが2月11日、都内の病院で亡くなった。90歳だった。生前に長男の由紀夫、次男の邦夫兄弟に42億円ずつ財産を贈与したという一部報道もあり、最後まで話題をさらった。

ブリジストン創業者の故石橋正二郎氏の長女で、初代自民党総裁の鳩山一郎元首相の長男、威一郎元外相の妻。資産家としても知られ、1996年、民主党の前身となる旧民主党の結成資金の半分以上を出しているという。鳩山家の"ゴッドマザー"は、民主党の母でもあったらしい。

鳩山由紀夫元首相夫人、幸さんはインタビューのなかで安子さんについて、こう語っていた。
「嫁と姑の確執、遠慮などというものは全くありません。母は一切私たちの生活の中に入ってきません。『ああしろ』『こうしろ』ということはまったくありません。何をやっても『母に勝るものはない『とわかっていますので、何を言われても『そうですね』『もっともです』という感じで、素直に従えます
(月刊「財界さっぽろ」2010年1月号より)

なかなかここまで言えないし、言わせられない。
実際のところ、母親と息子の関係は、ちょくちょく恋愛のブレーキとして浮上する。

「彼氏がマザコンかもしれない……」と深刻な感じで相談されたけれど、
よくよく話を聞いてみると、「ただの親孝行な人なのでは……」
ということが、しばしばある。

マザコン疑惑の相談を受けるたびに思い出すのが、
お見合いで結婚したエリート男性がじつは極度なマザコンだったというドラマ
『ずっとあなたが好きだった』(TBS)だ。
夫"冬彦さん"を演じた佐野史郎の怪演ぶりはすさまじく、

「味噌汁はひどかったね。味噌を変えて。母に聞くといい」
「僕の言うとおりの妻になっていない」など、数々の名ゼリフに震撼させられた。

このドラマの影響もあるのかないのか、マザコン男をひきあてると
大変なことになるという話は脈々と女子の間に語り継がれている。
厄介なのは同時に「男は大なり小なりマザコンである」説も
まことしやかに語られていることだ。

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということわざではないけれど、
こわいこわいと思っているから、マザコンに見えちゃうなんてこともありそう。

"孝行息子"は母親だけではなく、友達にも恋人にも優しい。
マザコンに過敏になりすぎると、せっかくの逸材を好きこのんで
切り捨てることになりかねない。そんなガッカリなうっかりに回避つつ、
マザコン男を見極める3つのチェックポイントを紹介しよう。

その1 母親に決定権をゆだねたがる

何かにつけて母親に相談する姿は、女性にモヤモヤした感情を引き起こさせる
光景のひとつですが、相談しているだけでマザコンと決めつけるのは早計。
専門知識や生活の知恵をもとに的確なアドバイスをくれるという信頼感の現れなのかも。
ただし、「かあさんの言う通りにしておけば間違いないんだよ!」といった類いの
思考停止発言が出てきたら逃げ出す準備をしたほうがよさそう。

その2 母親とよく一緒にでかけたり、プレゼントをあげたりする

「いい年をして、母親と仲が良すぎる気がする」というのも、よく聞く恋愛相談のひとつ。
でも、母の日や誕生日など、記念日系なら単なる親孝行の可能性大。
"いい年齢"だからこそ、親に優しくなるという見方もできる。
休みの日ぐらい運転手や荷物持ちをするよという親切心なのか、
それとも、何か買ってもらおうという依存心の現れなのかは冷静に観察を。

その3 母親に対してつっけんどんな態度をとる

一見、親離れしているようで、じつは自立できていないパターン。
不機嫌な態度をとれば、親が先回りして面倒をみてくれるという
経験によるものかもしれないし、母親なら許してくれるだろうという、
ある種の甘えが見え隠れする。関係が深まると、今度は
自分も"つっけんどん"の対象にされるというリスクもはらんでいる。






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