2013年2月1日金曜日

SNSはデブ生活からの脱却をサポートしてくれるのか


本日のお題は「減量にはTwitterが効果的」という記事。

サウスカロライナ大学でダイエットに関する調査が行われた。被験者をふたつのグループに分け、双方に栄養や運動に関する情報を提供するポッドキャストを配信。一方のグループにはダイエットの進捗状況をノートに書もらい、もう一方にはTwitterでつぶやいてもらった。実験期間中に減らした体重はどちらのグループも同じぐらいだったが、結果を詳細に調べたところ、積極的にツイートやリツイートを行う人の方が、体重を多く減らしていたことがわかったという。

TwitterやFacebookをやっていると、時折見かけるダイエット関連のツイート。私もSNS連動型のダイエットアプリをいくつか使ってみたことがある。

ダイエット&体重記録アプリ「シンプル・ダイエット」は、その名の通り、体重を記録していくだけのシンプルなアプリで、日々の計測結果と感想をTwitterやFacebookに投稿する機能がついている。と必ずしも体重をさらす必要はなく、「昨日の午前6時30分から0.4kg増えました」など、変化度だけをアップすることもできる。

ずるずる太ってしまう人の特徴としてよく挙げられる項目に「毎日体重を測っていない」がある。20代の頃に比べて、20kg以上育ってしまった時期を振り返ると、確かに体重計にのってなかった。というか、のりたくないのだ。残念な結果だということはわかっているのに、わざわざのってもなーと現実から目を背けたくなる。儲かっていないとき、証券会社の口座にまったくログインしなくなってしまうようなものだ。

結局のところ、体重を測るのもアプリに登録するのも自分なので、強制力はさほどないけれど、「シンプル・ダイエット」のようなアプリは体重計にのる生活習慣をつけるには効果的かもしれない。

最近はすっかりサボり気味だけれど、ナイキのランニングアプリ「Nike+ Running」も想像以上に楽しかったアプリのひとつだ。

このアプリでは、ランニングを始めると「××さんがランニングを開始しました。声援を送ってあげてください」というような文言がFacebookに自動投稿される。そして、「いいね!」が押されるたびに、アプリが"声援"を再生する。
走っている最中に、iPhoneから「わああぁぁー!」という歓声が聞こえてきたときはびっくりした。「Nike+ Running」の"歓声"だと気づくまでしばらくかかった。最初のうちは気恥ずかしいけれど、慣れるとこれも案外楽しい。所詮、機械の音だしと思わなくもないが、それはそれとして、スタンディングオベーションの効果音は気分があがる。

このあたりは人によるのかもしれないけれど、体重の変化をさらすよりも走る距離のほうが抵抗感は薄い。体重の場合、決まった時刻に測れずにいることに対しても「ダメだ……」と罪悪感に近い気持ちを抱くけれど、走る時間はそうでもない。ダイエット初心者には、むしろランニングアプリのほうが向いているような気もする。

少し寒さもやわらいできたし、そろそろ、また走ろうかな。

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