AKB48の全国握手会でメンバーによるチーム対抗ゲーム“A-1グランプリ”。
罰ゲームの内容がGoogle+にアップされたところ、賛否コメントが殺到したそう。
記事によると、こんなことが起きていたらしい。
・同イベントでは体調を崩して途中退場したメンバーや、泣き出したメンバーもいたようだ。
・大事には至らずとも負傷したようだ。
・体重が明らかとなったことが分かる。
いずれも、AKB48グループ総支配人やメンバーのGoogle+への投稿から
わかったこととして記事内に登場し、
最後は
「メンバーの本音やファンの声にはしっかり耳を傾けて今後のイベントの参考とする必要がありそうだ」という一文で締めくくられている。
「ケガをさせるのはやりすぎ」という批判が出てくるのは、なんとなく想像がつく。
でも、体調不良とイベントの因果関係はわからずじまい。さらに
「泣くこと」と体重バレが並列で語られることに驚いた。
よくよく読むとさほど大変そうでもないことも、
大変そうなことと一緒に書かれていると、大変そうに見えてくる。
よくよく確認せず、けしからーん! と突っ走ってしまうと、思わぬ失笑を
かいかねない。
安易に同情したり、けなげだと持ち上げてしまうのも微妙だ。
うっかり「最近はアイドル稼業も大変だなー」と思ってしまったけれど、
アイドルがラクな商売だったことなんてあるんだろうか、と思い直した。
「アイドル水泳大会」で検索すると、そうそうたる当時のアイドル陣がずらりと出てくるし、
ビートたけしが総合司会を務めていた「スーパーJOCKEY (SUPER JOCKEY) 」
の名物コーナー<熱湯コマーシャル>もしかり。
記憶のなかの彼女たちはキャーキャー嬌声をあげ、楽しそうにしていた。
おかげで気まずい気もちになることもなく、ただただ、ゲラゲラ笑って、見ることができた。
一方で「面白ければいいのか!」と感情を揺さぶれるAKBも凄いなーと思う。
「泣きだす」という行為は、けっこうな確率で相手をしらけさせるし、
それによって、下げなくてもいい評価を下げている人は少なくない。
中間管理職向けのマネジメントセミナーのようなところに行くと、
「注意した部下が泣き出した。さて、どうする?」
みたいな話題はちょくちょく登場する。
「部下(とくに女性)に泣かれてマジつらかった」という話は
上司あるある話で盛り上がるネタベスト3に入る(わたし調べ)
どうせ泣くなら、エンターテインメントに昇華する。
そのコツをつかんだとき、愛されOL2013の座に輝ける……のかも。
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